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SOTTSASS WATCH

デザイナー好みな時計を一本紹介します。これは1993年にセイコーから発売された、ソットサスデザインのアラーム付きのクオーツクロノグラフです。カラーバリエーションが何本かあり、どれも非常に魅力的でしたが、やはりこの黄色のモデルが一番人気だった様で、このモデルだけが先になくなってました。(後に第2段として、クロノ以外のアナログ時計も追加して、デザインもちょっこっと変えたモデルをどっと出していましたが、これはちょっとイマイチだなぁ・・・と思っていたら、やはりそのうちさくらやなどでビニール袋に入れられてブラ下がって安売りされちゃっていました。)

ソットサスならではの、このカラーリングも非常に魅力的なのですが、この時計の最大の魅力、というか、見せ場はなんと言ってもこの3枚のフチなしガラスを貼り合わせたトップ面にあります。

12、1、2 〜と表示された青く四角い印刷、赤い分の指標、青いタキメーター表示、それぞれが3枚のガラスの別の面に印刷されており、不思議な奥行き感があります。上の写真でわかりますでしょうか?宙に浮いたTACHYMETER表示のガラス1枚分上に浮いている(印刷されてる)赤い指標、さらにその1枚分上に浮いている青い四角い印刷・・・単に平面のグラフィックスにとどまらず、奥行きを与えることにより得られたこの新しい浮遊感、良いですね〜。
技術的にも、おそらくこの“3枚のガラスの位置をキチッと合わせて”、“スカッと透明に接着する”のは、かなりの難易度かと思われます。

・・・しかし、ソットサスの時計といえば、このセイコーのモデルが発売される以前に、TISSOTからこんな腕時計が発売されていました。


これは私が1990年、スイスのツェルマットにスキーに行った時にもらってきたカタログです。クオーツの二針の時計なんですが・・・セイコーが第二段に出したクロノ以外のアナログ時計はこれをもとにリデザインしたようなデザインです。まぁ、ソットサスらしいとなるとみんなこんなになってしまうのかもしれませんが・・・やはり、せめてクロノだけにしておけばよかったのに〜。
それにしても、このメンフィスらしきモノが徐々に時計になっていくこのビジュアル、ストレートすぎでイイですね〜。

カタログの中はこんなです。ソットサス、ど〜んって感じです。ベルトのバリエーションが何本かありました。当時私も買おうかと思ったのですが、ちょっと高かった(いくらだったかはもう覚えてないのですが)ので、買いませんでした。

で、これは今年ミラノのサローネ(世界最大の家具見本市)を見に行った、M君が「見つけてきましたよ〜!」と、街で買ってきたその時計です。カタログにはなかった金メッキがされています。

裏蓋にはなんと手作業っぽいSOTTSASSの刻印がありました。ソットサスが一つ一つ彫ってサインしている訳ではないと思うのですが、おそらくこの時計はソットサス自身によるデザインなんでしょう。ちなみにセイコーのモデルには DESIGN : SOTTSASS ASSOCIATI の刻印があります。

以上、本当はサローネが終わってすぐアップしたかった、ソットサスな時計の紹介でした。(2000.7.16.)

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