×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

SICURA
MECHANICAL DIGITAL


なんとも不思議な顔つきのシクラの手巻き式のメカデジです。これも70年代のものと思われます。メカデジの場合、大抵、同シクラのインスタライトの様に、時、分共に数字が印刷された円盤が回転して時刻を表示するのですが、このモデルはご覧の様にちょっと違います。

一番上の小さい四角い窓で日付けを表示し(上の画像では10日)、その下の扇形の窓で分を表示します。まぁ、そこまでは普通のメカデジ風なんですが、問題の「時」表示は円弧状に6個あいた四角い窓の現在の時間のところがオレンジ色になる様になっています。(要は対角位置に四角くオレンジに印刷された円盤が回転してる、ということです。)ただし、1時と7時、2時と8時、という様に二つの時間を一つの窓で兼用されちゃっているところがミソでして、最終的な時間の判断は腕にはめている人に委ねられています。この画像の時間は12時31分ってとこですが、もしかすると6時31分かもしれません。「そのくらいはこんなカッコイイデザインにしてあげたんだから、外の明るさで判断してネ。」と怪しい顔つきで訴えかけてます。

拡大した画像です。分表示は時間が経つにつれ15分単位でだんだんオレンジ色の面積が広くなっていく様に、階段状に印刷されています。それにより、分表示のオレンジ色の「面積の割合」と時表示のオレンジ色の「位置」で、数字を読まなくてもおおざっぱな時間が分かる様になってます。(本当におおざっぱ、しかも、もしかして6時間ずれてるかもしれないってのもありますが。)

時計本体はご覧の様にピッカピカの鏡面仕上げです。大きさも比較的小ぶりです。付いているベルトはオリジナルではありません。

背面はちゃんとスクリューバックになってます。こちら側から見ると非常にノーマルな表情ですね。この状態で置かれていたら、きっとこの時計の怪しさには気づかないことでしょう。唯一あるSICURAのブランド表示はこの画像でも確認出来ないくらい、適当に刻印された様な入れ方です。(実際は6時位置の丸い凹みの上あたりに、SICURA S.A. とあります。)・・・この窓による時間表示方法を思い付き、だ〜っといきおいでデザインして、「あっ、しまった!!」と最後の最後にあわてて入れた様な刻印です。・・・以上、シクラの怪しいメカデジの紹介でした。(2002.12.26.)

BACK