×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

MIMMIE MOUSE



これは1984年にアルバから発売されたミニーの時計です。代官山の某セレクトショップのYさんからの預かりものなんですが、「国産」のキャラクター時計の中ではトップレベルのカワイさ&イイ出来ですので、今回紹介します。
まずはこの外観、通常はこの様に時刻表示は見えません。オールプラスチック製で、頭のリボンもすでにどこかにいってしまった状態ですが、嬉しそうに花のいっぱい入ったかごを持っていて、自分が腕時計であるという自覚がまったく見られません。
で、大抵のキャラクターウオッチはこのミニーの貼付いた蓋をカパっと開ける程度のものがほとんどなんですが、このミニーは下の画像の 様に、かごを下にくいっと下げてやるとデジタル時計が現れる様になっています。しかもその動きに合わせてミニーの顔が右に傾くというギミックまで盛り込まれ ています。カ、カワイイ〜。当然ながら、下げた後に見える面にはちゃんとミニーの体が印刷されています。


「側 面のプッシュスイッチを押すとカチャッと首をかしげると同時にかごも下がる」・・・といった一瞬のギミックにしてしまっていたら、おそらくこのカワイさは出なかったと 思われます。なんと言いますか、はめてる人間にかごを下げさせるという作法と、そのストロークにリンクしたスローな首のかしげ具合が、他の時計には無い、 この時計のカワイさになっているかと思います。

で、いじっているうちにコレは妙に気合いの入ったつくりになっていることが判明しました。まず、ミニーの顔はなんと肌色と黒の二色成型で出来ており、黒い 部分(耳、鼻、黒目)は一体で成型されています。印刷や塗装でないので、長い間使用していても鼻が肌色になってきたりとか、色がはげることはありません。 (逆に印刷の白目部分はハゲてきちゃってますが)更にかごも同様の二色成型&成型品の赤い花の貼付けで出来ており、使用頻度の高いこのパーツも色がはげる ことがありません。う〜ん、スゴイ〜。しかも本体側面にはビスが何本か使用されているのですが、これもちゃんと本体の赤に合わせて塗装された塗りビスが使 用されていたりとか、かごをスライドさせる構造も正面からはレール等が見えない様、背面で構成してたりとか・・・チャチな作りの多いキャラクター時計でひ さびさに真面目につくられたものの発見でした。

で、ついでなんで、「似て非なるモノ」を一本紹介します。

KRAYON SHIN CHAN


これは1993年発売のクレヨンしんちゃんの「おらのはらどけい」と名付けられた時計なんですが・・・これは手を下に下げてやるとカシャッとズボンが下がりデジ タル時計が現れると同時に顔を右に傾るというギミックが盛り込まれています。う〜、基本的な動きはミニーとほとんどいっしょ、というか、このミニーを見て 作ったんじゃないのか?とも思われるのですが・・・同じ様な動きでもキャラが違うとこうも違っちゃいます〜。




「おらのはらどけい」と言うからには、ギミックとしてはシャツを上にあげてるべきかと・・・ズボンを下ろしてどーする!?

・・・と、ここまで書いて、上のミニーの時計をいじっていた友人が、また違った使い方を発見していました。(というか、そっちがホントかも?)それは、腕 にはめてミニーの向かって右側の耳に指をかけ、レバーの様にクイッと下げて(強引にクビを曲げさせて)かごを下げていました。最初は「な、なんと強引 な!」と思ったのですが、実際、腕に付けてやってみるとこれがまた、顔の動きに連動して、かごがスイッと気持ち良く下がり、非常に使い勝手が良かったので した。う〜ん、ミニーにしてみれば、「イヤ〜ン」って感じでしょうが・・・このかごのココチ良い下がり具合、もしかしてこの使い方が推奨された使い方なの かもしれません。実際かごを手でさげるのもバネの力が強く、ちょっと力がいりますし、そもそもかごをぐいっと下げる方が強引といえば、強引の様な気もして きましたし・・・取り説ではどう記載されていたんでしょうね????この持ち主のYさんは「かごを下げると首をかしげてカワイイんですよ〜」と自慢してく れていたんですが・・・最後にちょっとナゾが残ってしまいました。この取り説等お持ちで、事実をご存じの方、メールをお待ちしております〜。

・・・以上、ちょっと謎の残ったミニーと、似て非なるしんちゃんの2本の紹介でした。(2003.6.3.)



〜以下2003.06.23.追記〜

先 日、昔の時計雑誌を見ていたら、このミニーのミッキーバージョン発見しました。価格は3900円でミニーと並んで首をかしげて掲載されてました。で、手に は何を持っていたかと言いますと・・・MICKEYと書かれたオレンジ色の『シルクハット』を持っていました。また、その紙面では、「帽子を下げると、小 首をかしげてデジタルウオッチが顔を出すかわいいしかけ。」と紹介されており、首を曲げさせて時刻表示させるのではなく、帽子をスライドさせて表示させる 使用方法が紹介されていました。やっぱ、それがオフィシャルな使い方ですかね?

更に!イカすエレキ系の腕時計をたくさん紹介している洋書、PIETER DOENSEN さんの著書『WATCH』では、なんとこのミッキーのニセモノバージョンが掲載されているのも発見しました。こちらのミッキーはもうヘナチョコな出来なん ですが、シルクハットは黒で、より「手品っぽい」感じです。(なんて、実はこっちがオリジナルだったりして!? ) この本をお持ちの方は是非ご覧下さいませ。84ページです。・・・それにしても、この本はさんざん見ていた本なんですが、このミッキーの存在には全然気づ いてませんでした。ページもGPマクロロンのとなりだというのに。・・・以上、ミッキーバージョン発見の紹介でした。(2003.6.23.)



〜以下2003.08.09.追記〜


先日、なんとこのミニー時計の開発に携わっていたという、Iさんからメールを頂きました。Iさん、情報ありがとうございます!
で、早速ですが、この時計の発想の最初はミッキーのシルクハットの方だったそうで、(当然こちらがオリジナルで、PIETER DOENSENさんの本に出ているものは後に出たニセモノだそうです。って、そりゃそうですよね。イイカゲンな記載スミマセンでした。)ミッキーがシルク ハットなら、ミニーには何を持たせよう?と、いろいろ検討した結果、「お花畑で摘んだ花をいっぱい入れた花カゴにしよう!」となったそうです。
顔のパーツはやはりすべて2色成型にしたかったそうですが、プラスチックの成型時の流動性などの問題で、やむなくある程度印刷による表現となってしまったそうです。
また、オフィシャルな使い方はやはり「かごを下げる」が正しい様で、カゴを下げた時に首を傾げたらカワイイ、ということでこのスタイルにしたそうです。し かし、それにしては傾げた首の向きがちょうど右手人指し指で操作するのにちょうど良い向きになっているので、結果的にはどちらで操作しても問題無い様にしたそ うです。

さらに、Iさんからは貴重な画像までも頂いてしまったので(本当にありがとうございます!)、以下にミッキーバージョンの画像をアップさせて頂きます。このシルクハットも良く出来ていそうですね〜。



・・・以上、ミニー時計の追加情報でした。Iさん、情報本当にありがとうございました!(2003.08.09)



〜以下、2004.5.12.追記〜

先日、とある時計屋さんに行ったら、なんとこのミッキーバージョンがさりげなく飾ってあったので、早速撮影させて頂きました。下の画像がそれで、非常にキレイなデッドストック状態です。



で、この時計には下の様なタグが付いていました。じゃ〜ん



オフィシャルな操作方法をちゃんとタグを付けてまでして説明してました。これで「シルクハットを下げる」がオススメな使用方法だったということが、このタグの発見からも証明されました。すっきり〜
・・・以上、ミッキーバージョン発見、の報告でした。(にしても、やはりシルクハットでの操作はミニーの花かご以上にすべりやすく、操作しにくいですが・・・)(2004.5.12.)

BACK