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GIRARD-PERREGAUX
LED WATCH

ジラールペルゴーのLEDウォッチです。1976年製です。ジラールペルゴーも以前はこんな怪しいLEDウォッチを発売していました。時間表示は右のボタンを押すとブローバのそれの様に下方向に数秒間表示される様になっており、一回押すと時分表示、2回続けて押すと日秒表示をします。左側にもボタンがあるのですが、こちらは時間修正のみに使用します。これには白い革ベルトがついているのですが、上下違うベルト幅にもきっちりと合っており、GPのロゴもベルト裏面と尾錠にあるので、おそらくオリジナルであろうと思われます。

ばらした状態の写真です。この灰色のケースはおそらく何らかの樹脂の削りだし、もしくは注型ではないかと思われます。初めは妙にソリッド感がある割には軽いので、アルミのムクに塗装かと思ったのですが、どうも爪でたたいてみるとプラスチッキーな音がするので、なにか怪しい樹脂のムクだと思われます。しかもかなりの肉厚なのでプラスチックだとしてもインジェクション等の成型品ではないと思われますが・・・確実なところはわかりません。ピータードゥーンセンさんのの本を見てみると、時計に初めてマクロロンという素材を使用した時計、とあります。まくろろん・・・う〜ん、怪しい・・・(キチっとなにか分かったら後でこのページに追記します。)

本体上面にはこの様なシルバー色のGPと表示されたバッジが貼られています。艶消しの本体の上でこのバッジはひときわ光を放っており、「こんな顔してるけどオレさまはジラールペルゴーなのだ。」と自己主張してます。・・・以上、ジラルペルゴーもこんなLED時計、しかもサイドビューを作っていたんだ、という紹介でした。(99.1.24)


〜以下、2001.6.10.追記〜

このページを作ったのももう2年前ですか〜。月日の流れるのは早いもんです。で、今回もステンバージョンの追記です。素材がマクロロンでなくなると、とたんにこざっぱりした印象で、(バッジも控えめに刻印に変更されてます。)前回紹介したAMIDAの DIGITRENDをスリムにした様な印象です。
ベルトもマクロロン製ではない、黒い革ベルトが付いており、やはりこの様に革ベルトバージョンも色違いでいくつか存在したことが今回確認できました。
また、当時の雑誌広告がウオッチアゴーゴーの読者投稿のページでちょこっと紹介されており、マクロロンモデルで1977年当時、124,000円だったことが記載されてます。やっぱ、高かったんですね〜。

以上、GP LEDのステンバージョンの紹介でした。(2001.6.10.)


〜以下、2002.4.5.追記〜

先日、この時計に使用されているナゾの素材「マクロロン」をwebで検索してみたところ、イッパツで正体が判明しました。(というか、もっと早く調べろよですよね。)

で、マクロロンとは・・・バイエルが1953年に開発したプラスチック樹脂の名前で、現在では一般的にポリカーボネートと呼ばれている樹脂のうちの一つであるということが判明しました。現在でもマクロロン名称の樹脂は作られている様で、(というか、現在のバイエルの主力製品だそうです。・・・つまり、今でもその業界では結構メジャーな樹脂だったんですね。)「マクロロンDP1-1265」はCDやDVDなどの光ディスクフォーマット用の基板材料として使用されていたりとか、スキー靴のバックルとか、双眼鏡の外装とか、強度を求められる部分にいろいろ使用されている様です。(他にも古くはEnzo Mariデザインの卓上カレンダーがマクロロン製だったりしてた様です。)なるほど〜

・・・と、マクロロンの正体が判ったところで、ベルトまでがマクロロンで出来ているものを軽くご紹介。

 

この様に、本体との接合部分とバックル部以外のベルトのパーツひとつひとつが本体と同じマクロロンで出来ています。手にとってみると、さすがにプラスチックなだけあって非常に軽く、しなり具合も絶妙で非常に良く出来ています。裏面はよく見るとそれぞれのパーツにゲート跡(プラスチックを成型する時に金型に樹脂を流し込むための入り口で、それぞれのパーツの中央にポチッと小さく丸くある部分)がずらっと一直線に並んでいます。・・・それにしても、やはりこの時計はこのベルトが付いて完成するデザインですね〜。いつかは入手したいものです。・・・以上、我々腕時計コレクター集団「マクロロン」の命名の由来であるマクロロンの追加情報でした。(2002.4.5.)

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