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SEIKO
QUARTZ LC V.F.A (05LC)

これは1973年12月発売のセイコー(当時第二精工舎、現セイコー電子)のデジタル時計です。前に紹介した、世界初6桁LCD表示のセイコー06LCと同時にプレス発表されたモデルですが、(発売は06LCより少しあとです)これには秒表示は無く、コロンが点滅しているだけです。機能は現在時刻表示のみという非常にシンプルなものとなっていますが、当時としては「液晶で時間を表示する」ということ自体だけでスゴかったと思います。

3面の写真です。このくるんくるんのデザインったら、どうしましょ!?円弧状の取り付け部にむりやり平面のメッシュベルトを取り付けているので、ベルトの表面は狙ったかの様に自然と柔らかなカーブを描くようになります。ケースはステンのムク削り出しで結構重量感があります。前面のスイッチはライト点灯用と時刻修正用のスイッチです。

スクリューバックの裏蓋をはずした状態です。06LCの様にムーブメントをまるごと取り出す事もなく、比較的容易に電池交換できる様になっています。(以上、私の本からのスキャン画像という手抜きなアップですみません。。。)

・・・と、ここで突然話が変わりますが、最近セイコーはジウジアーロデザインのデジタル時計を復刻させる様です。この時計はそのデザインも当時画期的でしたが、何より、セイコーのロゴの下にTACHYMETER表記があることからも分かる様に、アナログのクロノグラフでは不可能だった、「走行距離を任意に設定できる」という、デジタルならではの画期的なタキメーター機能を装備していました。『モータースポーツ用の腕時計』として開発されたその機能とデザインは、当時非常に完成度の高いデジタル時計だったと思います。しかし、今回の復刻版では写真で見る限りではそのタキメーター機能は装備しておらず、単に『普通の時計』に、その「ジウジアーロの外観のみ」を被せただけの復刻の仕方をしている様です。
そこまで手段を選ばない今のセイコーはきっとこのあたりのモデルも復刻させるんでしょうね・・・(99.3.7)



今日、復刻版ジウジアーロを見ました。ベゼルがスキマが大きく、片寄ってついちゃってたりとか、厚くなっちゃってたりとか、トップ面の球Rが大きい(より平面っぽい)とか、本体、ベルトの表面処理が、というか、そもそも色が黒くないとか、スクリューバックじゃないとか、いろいろありますが、ベゼルの回転がそこそこネチッとした感触がいいかな〜というぐらいで、あとは、も〜本当に「思ったとおり」でした。やはりタキメーター機能は無く、ピッチが粗くなった回転ベゼルはタイマー機能の簡易設定のためのものになってしまってました。(キッチンタイマーかいな)
バックル部にSPEEDMASTER 表記をしなかったことにのみセイコーのせめてもの誠意のようなものを感じました。まぁ、オリジナルのデッドを今すごい値段で買うよりは、“なんちゃってジウジアーロ”として買うのなら良いのではないでしょうか?・・・セイコーガンバレ!(99.3.10追記)

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